富士山登山装備 [夏偏] 安全・身を守る装備
ザック
- 目的
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富士山登山に必要な装備や着替えを持ち運びます。
荷物の重さを上手に分散し、長時間背負っても疲れにくくしてくれます。
ザックを背負うことで両手が自由に使えて、岩場では手を使って登ることができます。 - 選び方
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富士山登山には30リットル程度のサイズを選ぶと良いでしょう。
腰ベルトが付いていて、ベルトがしっかりしているものが良いでしょう
ザックカバーが内蔵されているモデルも増えています。 - 使い方
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ザックは背負い方と荷物の詰め方で重さの体感が大きく変わります。
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レインウェア
- 目的
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富士山登山中の雨滴から全身を守り行動を妨げないようにしてくれます。
また、強風の場合に風よけとして着用し、体温の低下から守ってくれます。
富士山山頂では風が非常に強いため、天候に関わらず必ず必要になります。 - 選び方
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ジャケットとパンツが分かれているタイプのウェアで、外からの水滴を通さず、内側で発生する汗を外へ発散する生地が使われている製品を選びます。
ゴアテックス素材は良く汗を発散して快適性が高くなっています。
コンパクトにたたむことができ、携行性に優れている必要があります。
フードがついているタイプを選んでください。 - 使い方
- 雨が降りだしそうな時や雨粒が小さいうちに歩くことをやめて、着用します。
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ヘッドライト
- 目的
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山には灯りが無いため、夜間の行動時に道を照らすことができる。
富士山登山では、ご来光前の暗い状態での登山時に必要。
ヘッドライトを使うことで両手がフリーになり、安全
また、山小屋内で行動する際にも重宝します。 - 選び方
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長時間持つ(100時間以上が望ましい)もの。
角度が変えられて、また光量が変えられるものがよい。
点滅モードや赤ランプモードがあるタイプもあります。 - 使い方
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夜間の歩行の際に装着します。
角度を合わせて足元を照らすようにします。
締め付けすぎないようにしましょう。
人と会話する際は、相手が眩しいので気を配りましょう。
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トレッキングシューズ
- 目的
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富士山登山では舗装されていない自然道を安全に歩くための道具です。
荷物を背負った状態でもしっかりと踏ん張れるよう靴底は固く、長時間歩いた際に疲れにくい
靴底は溝が深く、グリップ能力が高いソールが使われており、滑りにくくなる - 選び方
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足首を捻った際に保護してくれるようくるぶしが隠れるタイプ
靴下でサイズ感が異なってくるため、厚手の靴下で合わせると良い
防水性があり、ゴアテックス生地であると快適性が高い - 使い方
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登りと下りで靴紐の締め方が変わります。
下りではよりしっかりと靴紐を締めて、足と靴の隙間を無くしていきます。
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防寒用ウェア
- 目的
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アウトドアでは熱源がないため、身体から発熱される熱をいかに溜め込むかが重要となります。
富士山山頂では夏でも氷点下程度まで気温が下がる場合があるため、防寒対策が必須です。
ダウンジャケットの場合、ダウンが膨らんで空気の断熱層を作るため、暖かくなります。 - 選び方
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山では重ね着をすることで細かな体温調整が可能になります。そのため、軽量かつコンパクトである必要があります。
ダウンジャケットの場合、フィルパワーが高いほど復元力が高くなり、軽量・コンパクトにつながります。
防寒着として、フリースでも良いですが、薄手のフリースとコンパクトなダウンジャケットを併用するとより良いでしょう。 - 使い方
- ダウンジャケットは濡れてしまうと本来の空気層ができなくなるため、中間着としてレインウェアを上に着てください
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トレッキングパンツ
- 目的
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岩場、枝などから肌を守り、汗や濡れにも保温性を保つことができます。
膝曲げの多い山登りでも運動性を損なわない工夫がされています。 - 選び方
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ウェアと同じく綿では無い素材のものを選びます。
夏であれば速乾性素材を用いたものが良いでしょう。
ストレッチ性を持たせたパンツもあります。膝曲げがしやすくなり、よりストレスのない登山ができます。
ショートパンツやハーフパンツにサポートタイツを組み合わせる形でも問題ありませんが、この場合、富士山の山頂では寒いため、薄手のパンツが一枚あると重宝します。
ひざ下が分離できるタイプもありますので、そのようなものだと体温調整しやすくなります。 - 使い方
-
登山中履いているパンツとなります。
ひざ下が分離できるタイプでは、体温に合わせて調整することをオススメします。
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ベースレイヤー
- 目的
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標高が上がり、少し肌寒くなった際に着るウェアです。
アンダーウェアより保温性があるとよいでしょう。
富士山登山の際は強い紫外線を避けるため、長袖がよいでしょう。
またジッパーで簡単に羽織れるようなものがベストです! - 選び方
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綿素材は汗や雨に濡れた際に乾かないためNGです。
速乾性のある薄手~中厚手の長袖を選びましょう。 - 使い方
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富士山では五合目でも気温が低く、日陰に入ると肌寒くなります。
登山開始時からアンダーウェアとベースレイヤーの重ね着で行動することが多くなると思います。
アンダーウェア
- 目的
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身体を常にドライに保ち、体温を保持するための一番ベースとなるウェアです。
夏と冬ではアンダーウェアに求められる性能が異なります。
夏の富士山登山では主に汗を素早く乾かすことが求められます - 選び方
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一度濡れてしまうと乾かない綿素材はNGです。吸湿速乾性の高い化綿素材を選びましょう。
ウール素材もOKですが、汗を多くかく夏場は化綿がより適しているでしょう。
暑い場合に一枚で着られるシャツが使いやすいでしょう。 - 使い方
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日中の日差しが強い時間帯や登山開始時で暑くなった際にはアンダーウェアで行動します。
帽子
- 目的
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山では紫外線が非常に強くなるため、帽子をかぶることで紫外線対策となります。
日差しを直接受けることでの熱中症を和らげることができます。
富士山登山時はご来光待ちの寒い時間帯ではニット帽をかぶることで頭及び耳の保温ができます。 - 選び方
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ハットタイプの場合、日差しを遮る範囲が広くなります。またあご紐があると風で飛ばされにくくなります。
キャップタイプのものは日差しを遮る範囲は狭いが、上からフードがかぶりやすい。
そのため、風で飛ばされないように防止止めを使うと良いです。
汗で蒸れやすい事や雨対策で、防水透湿製の素材(ゴアテックスなど)が望ましいです。 - 使い方
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締め付けすぎないようにかぶりましょう。
但し、山は標高が高くなるほど風が強くなるため、飛ばされないようケアが必要です。
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手袋(トレッキンググローブ)
- 目的
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富士山山頂では風が強く、手先はとても冷えます。そんな時に風を通さないグローブがあると安心です。
- 選び方
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防風性だけでなく防滴ないしは防水グローブであるほうが良いでしょう。
水は通さなくても湿気は通す高機能素材が使われたタイプがベストです。
- 使い方
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登山最中でトレッキングポールを使う時に利用すると良いでしょう。
また、富士山はゴツゴツした岩場があるため、岩を持って登る際には手の保護にもなります。
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ハイドレーション(水筒)
- 目的
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最も重たい水を背中の中心に収納したまま、チューブによってザックを下ろさず水分補給ができる装備です。
こまめに水分補給をすることで、身体への水の吸収が高くなり疲労軽減効果、高山病の予防効果があります。
もちろん、両手が自由に使えることは安全登山へつながります。 - 選び方
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登山メーカーのハイドレーションであればどれを選んでいただいても大丈夫です。
プラティパス製のハイドレーションの場合は、口を下にしてザックに入れるほうが流れがスムーズになります。
給水口が大きい方がメンテナンスがしやすいメリットがあります。 - 使い方
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ザックの背中に一番近い部分にハイドレーションを収納し、ショルダーベルトに沿って吸水チューブを添わせます。
登山中はとにかくこまめに水分補給することで、水分の吸収率がよくなり、トイレの回数を抑えてくれます。
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ザックカバー
- 目的
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ザックの中身を濡らさないようにするものです。
但し、ザックカバーはあくまで簡易防水用品ですので、ザックの中身をビニール袋に入れておく等の処置も必要となります。 - 選び方
- ザックカバーにもサイズがあるので、お使いのザック容量に合わせたサイズを選びましょう。容量を絞れるタイプもあり、便利です。
- 使い方
- ザックを覆うようにかぶせます。風で飛んでいかないよう、ザックへくくりつけるベルト等を締めましょう。
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